ベンチャー企業の治験相談「直ちに廃止」と結論−厚労省行政事業レビュー(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は6月10日、「ベンチャー企業支援のための治験等相談事業」を対象に行政事業レビューの「公開プロセス」を行った。同事業を担当する同省医政局が、対象企業を創立10年未満に限っている要件の撤廃などの改革案を提示したが、外部有識者8人全員が改革案は不十分と判断し、「直ちに廃止」と結論付けた。

 同事業は、ベンチャー企業による医薬品などの効率的な開発を促進するために、開発前や開発初期段階において薬事相談を受けるもので、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に委託している。しかし、相談件数は少なく、事業を開始した2008年度は4件、09年度も6件にとどまっていた。今年度の予算額は3600万円。 
 この日の議論では、相談件数の少なさから、事業継続を疑問視する声が多く、吉田あつし・筑波大大学院システム情報工学研究科教授は「どういう人たちがベンチャーを興しているのか、どういうサポートが必要なのかを把握できていないのではないか」と指摘した。このほか、外部有識者からは「ベンチャーを支援するなら、他省庁の同じような事業の中で検討すべき」「PMDAが本来の事業の中で、相談事業をやれば済む」などの意見が聞かれた。


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民主議員の事務所に刃物男=40分立てこもり現行犯逮捕―長崎県警(時事通信)

 28日午後5時半ごろ、長崎県諫早市新道町にある民主党の福田衣里子衆議院議員の事務所に刃物を持った男が侵入、約40分間立てこもったが、駆け付けた県警諫早署員に銃刀法違反などの容疑で現行犯逮捕された。けが人はいなかった。
 逮捕されたのは、同市山川町の無職山本洋一容疑者(33)。事務所の看板を白ペンキで塗りつぶしており、同署によると、「民主党が嫌いだった」と話しているという。
 逮捕容疑は、刃渡り約23センチのかまを持ち、同事務所2階の窓ガラスを割って侵入。ソファで入り口をふさぎ約40分間立てこもるなどした疑い。 

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